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グリップスホルム(M.S.Gripsholm)は、スウェーデンのスウェディッシュ・アメリカ・ラインenが建造し運航していた定期航路用客船。 尚、他にグリップスホルムの名を持つ客船は1957年に竣工した同船社の2代目や、他船社が1996年 - 1997年に運航していた同名船が存在する〔en〕が、本項ではスウェディッシュ・アメリカ・ライン運航の初代について解説する。 == 概要 == 1925年にイギリスのアームストロング・ホイットワース社で竣工。北大西洋航路の定期便に就航した客船では初のディーゼル主機船であった〔定期航路に就く大型客船として画期的な出来事で舶用ディーゼルの信頼性を広く高めた。又、機関は交換されることなく41年に渡り使用された(「豪華客船スピード競争の物語」著作 Denis Griffiths p.176。)。〕。姉妹船に1928年建造のクングスホルム(M.S.Kungsholm)enとともに同航路の他、地中海や南米方面へのクルーズにも就航し、1937年には甲板室の改造を行った。第二次世界大戦勃発後、1942年から1946年の間はアメリカ政府にチャーターされ、連合国・枢軸国間の外交官や居留民等の引揚者を輸送する交換船として使用された〔1942年6月第一次日米交換船として中立国のポルトガル領東アフリカのロレンソ・マルケス(現モザンビーク・マプト)へ赴き、帰国する日本政府の石射駐ブラジル大使ほか中南米駐在外交官ほか在留邦人、タイ人、中立国人の合計656人と折り返しで米国および連合国側人員の送迎を分担した。〕。戦後の1949年 - 1950年には船首部延長、煙突を新しいものに交換、客室近代化等の改装を実施。1954年に西ドイツ(当時)の北ドイツ・ロイド汽船(Norddeutscher Lloyd:略称 NDL en)に売却され、翌1955年に「ベルリン(Berlin)」と改名し北大西洋航路に就航していたが、1966年にイタリアに売却解体された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリップスホルム (客船・初代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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